東急電鉄

KoichiSumita

建物じゃない。渋谷をつくっている。

角田 孝一都市創造本部 渋谷戦略事業部 開発一部
2004年新卒入社 理工学研究科 建築学 専攻
※所属・業務内容は取材当時のものです。

渋谷駅街区共同ビル事業者

渋谷スクランブルスクエア。2019年度、まずは東棟が開業予定。地上47階建・高さ約230メートルの内側にオフィスや商業施設がずらりと並ぶ、文字通りの渋谷最高峰。その開発に、2012年からあたっているのが角田である。

そもそも角田が東急電鉄に入社したのは、ずばり「渋谷の再開発に携わりたかった」からだ。
「うちには鉄道を始めとしていろんな事業がある。渋谷をやれるとは限らないよ」。
面接ではそう言われた。「その時はその時だ」と思いながらも、仕事を続け、入社から数年後とうとう、渋谷スクランブルスクエアに挑むことになる。

「渋谷は課題が多い街だ」と角田は言う。複雑でわかりにくく、自然災害にもろい一面があり、国内外から多くの人が集まるにも関わらず、オフィスやホテルといった受け皿が少ない。これらの課題は、ビルをぽんと一棟建てたくらいでは解決できない。必要なのは、複合的で面的な再開発。その中心に位置する渋谷スクランブルスクエア開発実現のための第一歩が、優れた再開発案によって東京都を動かし、都市計画の変更を認めてもらうこと。角田は関係者たちと毎日のように議論を重ね、チーム一丸となっての粘り腰が実り、2013年6月、ついに都市計画の変更が決定された時には胸が躍った。
「さあ、渋谷を変えるぞ」。

が、修羅場はその先にあった。これほどの開発になると、さまざまな立場の人々の、さまざまな思惑が入り乱れる。検討、調整、協議の繰り返しの日々。

プロジェクトを進める上での課題の数も膨大だ。渋谷スクランブルスクエアは、東急電鉄を含め3つの鉄道会社による共同事業。物事を決める際には、常に3社の合意が必要となり時間がかかる。それでも、竣工は絶対に遅らせられない。2019年度。やがて世界中から詰めかける人々に、「TOKYOにSHIBUYAあり」をアピールするには絶好のタイミングだ。「だから、ずっと緊張感が続いている」。そんな角田が、達成感をゆっくり噛みしめる時はいつ訪れるのだろう。
「開業してからでしょうね。世間に認知され、人が集まる姿を見て、そこまでいってやっと、だと思います」。
ときどき角田は、あえて異業種の人たちと飲みに行く。東急電鉄としてのモノの見方、価値観に凝り固まらず、偏らないように。そして、仕事をちょっと忘れるために。だがそこが渋谷なら、見上げれば建設中の渋谷スクランブルスクエア。大きなプロジェクトは、離れられない。

東急電鉄で働く魅力。それは「伸びしろ」だと角田は言う。
「巨大な街づくりをしているけれど、東急電鉄って他の不動産会社と比べると、まだまだ関東ローカルの企業なのかなと。だからこの先、関東の外で、さらには国外で、これまでにない街づくりをもっともっと手がけられる可能性がある。そんな会社、ワクワクしませんか。」。

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