事業紹介
BUSINESS
FIELD
鉄道をはじめとする多彩な事業を通じ、世の中に新しい価値を届け続ける東急。
主要な4つの事業領域をご紹介します。
国際
街づくりを、世界へ。
東急線沿線に、憧れの街をつくりつづけてきた東急株式会社。そのノウハウは、国境の向こうでも頼りにされています。舞台はベトナムやタイ、オーストラリア。建物をつくるだけではなく、交通網の整備や雇用創出など、持続的な発展をめざした街づくりを手がけています。
ベトナム版「多摩田園都市」
住宅、商業施設、交通インフラ。日本で鍛えた街づくりの総力を、ベトナムへ。
TOKYU Garden City
外資系企業の進出により、急速な経済成長が見込まれているベトナム・ビンズン省。その省都にあたるビンズン新都市において、日本国内での多摩田園都市のまちづくり経験を生かした、「東急ガーデンシティ」の開発を2012年より進めています 。これまでに、高層マンション、低層住宅や商業施設の開発・運営を行っており、2023年にはビンズン新都市では初となるショッピングセンター「SORA gardens SC」を開業しました。 加えて、交通インフラのノウハウを生かして路線バスを運行し公共交通機関を利用する社会への転換に取り組む他、教育・医療機関の整備・誘致も進めています。2021年にはJリーグクラブである川崎フロンターレと共同でサッカースクールも開校しております。文化交流・地域貢献イベントの実施による街の価値向上にも努め、豊かな生活環境を提供しています。
ビンズン新都市での事業経験を生かし、ベトナム最大の都市ホーチミン市内および周辺エリアにおいても事業を展開しています。2017年から現地デベロッパーと共同で住宅事業に参画し、2022年には新たなパートナーともマンション事業を開始しました。引き続きホーチミン市エリアほかでの事業を推進し、ベトナムの都市の発展に貢献していきます。
タイ人にも、
日本人にも、幸せを。
日本人駐在員向けと、タイ人や外国人投資家向け、ふたつの住宅プロジェクト。
日本人向け賃貸住宅事業
製造業を中心とした日系企業の進出も多く、今後も発展が見込まれるチョンブリ県シラチャ群において、日本人向け賃貸住宅事業を推進しています。駐在員家族向けの「ハーモニック レジデンス シラチャ」(全212戸)は、2017年にミキハウス子育て総研の「子育てにやさしい住まいと環境」に海外で初めて認定されており、2023年には世界初となる日本人学校との直通歩道橋を開通する等、居住者の生活品質向上のための施策をハード・ソフト両面で実施しています。また、2020年からは単身・夫婦向けの「グリーンライフ シラチャ」(全75室)も運営しています。今後も顧客視点に立った開発・運営の推進により、海外で暮らす日本人家族に安心で快適な暮らしを提供していきます。
分譲住宅事業
タイの首都バンコク郡において、住宅開発の豊富な経験を持つ現地大手デベロッパーと共に分譲住宅事業を展開しています。「Burasiri Krungthep Kreetha」(全274戸)は当社タイ事業初の分譲戸建て事業で、好調な販売が続いています。利便性と自然が調和した生活環境と、多彩な共用施設、ゆとりある間取りが特徴で、タイにおいては先進的な環境配慮の取り組みも導入しています。2023年から販売を開始した高層コンドミニアム「KingsQuare Residence」(全222戸)は、タイの住宅部門では初の「Fitwel認証」三ツ星を獲得した、居住者の健康とウェルビーイングに配慮した住宅です。今後も当社のまちづくりノウハウを生かし、タイの発展・住まいのクオリティー向上に貢献していきます。
暮らす人も、働く人も、
集まる街へ。
宅地開発と雇用創出。その両輪で、西豪州・ヤンチェップ地区に存在感を。
シティセンター開発合弁事業/住宅開発合弁事業
西オーストラリア州の州都・パースから北西へ約50kmのヤンチェップ・ツーロックス地区で、定住者15万人と就業者5万5,000人が暮らす「Clean Green Sustainable City」の実現にむけてシティセンター開発合弁事業と住宅開発合弁事業を推進しています。2024年サービス開始予定の州政府による鉄道延伸工事も見据えた周辺のインフラ整備のほか、イノベーションやビジネス創出を目指した研究教育複合施設(Y.hub)の運営、ローカルブランドの確立を目指したファームビジネスなども行っています。