事業紹介
BUSINESS
FIELD

鉄道をはじめとする多彩な事業を通じ、世の中に新しい価値を届け続ける東急。
主要な4つの事業領域をご紹介します。
鉄道
安全・安心、
そして次の時代に
求められる価値を。
多様な「移動」を通じたリアルな体験がもたらす価値を通じて社会に貢献し続け、公共交通指向型のまちづくりにおいて必需インフラである鉄道事業を持続的に成長させるため、「移動」の価値を追求する企業への進化を目指します。
「移動」の価値を追求するための
5つの戦略
01安全・安心な鉄道の追求

社会の変化に対応し、鉄道の最重要事項である安全・安心な鉄道をこれまで以上に追求します。
02運営高度化と業界連携強化

鉄道事業の担い手不足に対応するために、安全やサービス水準の維持を前提に高度化・効率化を推進します。
03マーケティングによる沿線活力の創出

お客さまと地域の魅力「場」「体験」をつなぐ移動プラットフォームを構築し、顧客体験(CX)の向上と人と情報が行き交う豊かで活気ある地域社会の実現を目指します。
04鉄道ネットワークの価値最大化

充実した鉄道ネットワークの利用しやすさの向上と更なる改良・拡張により、積極的な移動を促進します。
05鉄道による環境・社会課題の解決

鉄道事業を通じて脱炭素・循環型社会の実現に向けた責務を果たすと共に、事業特性を活用した新たな価値創造・貢献等により、環境・社会課題の解決を目指します。
安全・安心な鉄道の追求

3つの100%
ホームドア・センサー付固定式ホーム柵、車内防犯カメラ、踏切障害物検知装置をそれぞれ100%完備しました。

駅のリニューアル
田園都市線の地下区間5駅(池尻大橋、三軒茶屋、駒沢大学、桜新町、用賀)のリニューアルプロジェクトです。「脱炭素・循環型社会」の推進、地域とつながる駅空間の実現、「サステナブルな地下駅づくり」を目指します。駒沢大学駅は2024年度夏から順次竣工しており、桜新町駅は2026年度夏頃に竣工予定です。
運営高度化と業界連携強化

駅業務の高度化
これまでもデジタル技術を活用したお客さまサービスの向上や業務プロセスの改善に取り組んできましたが、遠隔対応が可能なセミセルフ型仕様の窓口処理機を導入します。

データ活用・分析による保守高度化
機器の状態データをリアルタイムで伝送、クラウド上で参照・分析することが可能な状態保全支援システムの運用を開始、データを基に検査や更新の周期を設定するCBMの適用を進め、保守業務の高度化を実現します。
※「Condition Based Maintenance」の略語で、「状態基準保全」を意味する
マーケティングによる
沿線活力の創出

QRコード・タッチ決済による乗車サービス
新たな移動の創出を目的に「QRコード※」を活用したデジタルチケットレスサービス「Q SKIP」および「クレジットカードのタッチ機能」を活用した後払い型乗車サービスの実証実験を開始しました。
※「QRコード」は㈱デンソーウェーブの登録商標・JIS、ISO規格

TOKYU POINTと連携した乗車ポイントサービス
乗車金額(定期券利用を除く)に対してTOKYU POINTを加算する乗車ポイントサービスを開始。ポイントを基軸としたお客さま接点を広げることで、「移動」と沿線でのさまざまな活動を掛け合わせたグループ横断での体験価値向上に取り組み、マーケティングによる沿線活力創出に挑戦しています。
鉄道ネットワークの価値最大化

Q SEATサービスの展開
平日の夕方以降、大井町線・東横線にて有料座席指定サービス「Q SEAT」を展開、既存車両よりも広い座席に加え、電源コンセントとカップホルダー、無料Wi-Fiサービスを設置しており、新たな帰りの選択肢を提供しています。

新空港線の整備
新空港線の事業化に向け、 2022年10月に大田区と東急電鉄で整備主体となる羽田エアポートライン株式会社を設立、今後も検討を進めていきます。
鉄道による環境・
社会課題の解決

再生可能エネルギー由来の電力100%による運行
東急線全路線での運行にかかる電力を再生可能エネルギー由来の実質CO2排出ゼロの電力に置き換えています。再生可能エネルギー由来の電力100%にて全路線を運行するのは日本初の取り組みです。

木になるリニューアル
材料製造時のCO2放出量削減、多摩産材の活用により東京の持続的な森林整備と林業振興に向けて、木材を多く活用した駅舎の改修を行っています。木材を活用したリニューアルにより親しみやすく温かみが感じられる駅づくりを推進していきます。