まち歩きクイズの答え

- 正解は「②カルガモ」
- 多摩川からやってきたカルガモが「めだかの池」で卵を生み、孵化。「ビルの屋上でカルガモが生まれた」とメディアを賑わせました。カルガモ一家が多摩川へ引っ越す時には、ルートの確保と誘導もお手伝いしました。ちなみに床の足跡は本物ではなく、建築時に「いつかカルガモが来てくれますように」と願いを込めて描いたもの。夢が叶いました。
見どころ|03
デザイン
まちのあちこちで見られるデザインも、多摩川の豊かな自然からインスピレーションを受けています。
また、駅の賑わいから華やかな商業施設、緑の豊かな居住エリアへと至る約1kmの道程を
都市から自然への「旅」と捉え、「流れ(FLOW)」をテーマにした動線づくりが行われています。
自然のモチーフ

すべすべしたこのベンチ、何かに似ていませんか? 河原で見かける、流れに洗われた石をモチーフにしています。二子玉川ライズのデザインは、そばを流れる多摩川からさまざまなインスピレーションを得ています。

こちらのモニュメントは、川辺に生える葦がモチーフ。都市エリアほどこの人工の葦が高くて多く、多摩川に近づくにつれて自然の緑が増えていくという仕掛けもあります。

LEDを使った演出が見られる大階段。川の流れをイメージした通常演出や、イベントに合わせた特別演出など、季節感や賑わいを生む機能を果たしています。

こちらはガレリアの天井。うっすらと見える模様はカエデの葉です。駅から続く「リボンストリート」を川として、そこに浮かぶカエデをイメージしています。実はこのカエデ、風防や駅舎の壁など、二子玉川ライズのあちこちで見つけることができます。
サイン計画

さて、こちらのサインにはある仕掛けがあります。①〜③の写真を順番に見ながら考えてみてください。まずこちらは、都市エリアにそびえるサイン。

こちらは、都市エリアからやや自然エリアに寄った中間地点のサイン。隣に立っている私の身長と、サインの高さの関係を覚えておいてください。

こちらはさらに自然エリアに踏み込んだ場所。そうです。サインがだんだん低く、カラーも軽やかになっています。都市エリアでは、背の高いサインが太陽光を透過させることで「動」を表現。自然エリアでは、低めのサインがまちと一体化することで、落ち着いた「静」を表しています。開発は規模に目を捉われがちですが、こうしてみると細部へのこだわりがたくさんつまっていますね。街それぞれの特性に合わせた当社らしいこだわりをぜひ現地で感じてみてください。